お金が無かった時

お金が無かったとき、両親にせびって借りました。返してはいません。
父は大企業を定年まで勤め上げ、かなり良い老齢年金をもらっていました。今は亡くなっていません。
働けばいいのに仕事が何件も続かず、精神科を受診すると、10人目ぐらいでアスペルガー障害があることが判明し、医者が障害年金を受給してくれるようになりました。
それからは、一切働いていません。
私は童話作家になりたく仕事と称して、家賃が無料の実家に居座り、障害年金から食費を払い、書き物をしていました。
結婚もしていません。子どもを一人も生まず、母親と兄弟に多大な迷惑をかけています。
ここ十年ぐらいは、親の厄介になり、本当にすまないと思っています。
心の病気だけではなく、からだの健康を損ね、もう働くのは無理でしょう。
しばらく、作業所に通っていました。時給が二百円です。キャンドルをキャンドルホルダーに詰めたり、フルーツのネットを折ったりする作業をしていました。
してみてわかったことは、わたしはやはり事務仕事が好きだということ。市役所で臨時職員の仕事をしたことがありますが、非正規だと不安にならずに、行けばよかったと後悔しています。今は夢の童話作家になるべく、原稿用紙と格闘する毎日です。